排煙設備の不具合による
無駄な時間とコストを削減
導入が広がる避難安全検証

避難安全検証法を適用し排煙設備を除外する理由には、設備の設置による建物のコストダウンだけでなく、特定行政庁によって異なる頻度で実施しなければいけない定期点検や調査にかかる時間を削減したい狙いがありました。しかし、避難安全検証法を行うには複雑な法規制への対応や知識が必要であり、申請後にミスがあった場合は再設計となるリスクもあります。そこで、検証作業の実績と経験を豊富に持っていた1000NEXTへの依頼に至ったのです。

設計意図を十分に理解し、不要なコストを発生させない合理的な計算を実施。排煙設備など、通常は設置が必要な部分も検証を通じて除外できるよう工夫し、コストダウンを実現しました。申請後に回答の難しい質疑が発生した際は、1000NEXTの担当者が申請機関へ出向き、その場で専門的な説明を行うことで、設計変更のリスクも回避。複雑な計算や交渉を一括して担うことで、手続きの迅速化と信頼性の確保に注力し、NAG設計同人様にとって効率的なプロジェクト運営を実現しました。